ぎっくり腰の再発を繰り返している方へ

文責:院長 柔道整復師 市原 睦夫

最終更新日:2024年11月11日

1 繰り返し生じるぎっくり腰でお悩みの方へ

 「ぎっくり腰は癖になる」ということを耳にしたことがある方もいらっしゃるかもしれません。

 実際に何度もぎっくり腰になって困っているという方も多いかと思いますが、ぎっくり腰は癖になっているわけではなく、再発しやすい状態になったままであるということが考えられます。

 何が原因で再発しやすい状態になっているのかは人によって異なりますので、原因を突き止めて対処することが大切になってきます。

2 ぎっくり腰が再発する原因として考えられること

⑴ 筋力や柔軟性が低下している

 ぎっくり腰になり、強い痛みが出ると、しばらくの間動くことができなくなるケースが大半です。

 ある程度痛みが落ち着いてからも、念のため安静に過ごされたという方もいらっしゃるかと思います。

 もちろん痛みが強い時期に無理に動かすのはよくありませんが、お身体を動かさずにいる期間が長くなると、腰回りの筋肉が弱まり、柔軟性が低下してしまうおそれがあります。

 それによって、柔軟性が低下した状態のまま普段どおり動き始めたときに、ちょっとした動作でぎっくり腰が再発してしまうおそれがあるのです。

 

⑵ 腰に負荷がかかる習慣がある

 長時間のデスクワークや、腰に負荷をかける方法で重いものを持ち上げているなど、腰に負荷がかかる習慣やお身体の使い方をしていると、ぎっくり腰が再発するおそれがあります。

 一回一回はそれほどの負担ではなくても、それが蓄積していき、ある時急に再発するおそれがありますので、注意が必要です。

 

⑶ お身体に歪みがある

 腰やその周辺に歪みが生じていることで、腰に負担がかかっているおそれがあります。

 こうした歪みは見た目では分からないことがあるため、ご本人には自覚がない場合も多いです。

3 ぎっくり腰の再発を予防するには

⑴ 筋力の低下・柔軟性の改善

 トレーニング等で元の状態を取り戻していく必要がありますが、お身体の状態に合わせた方法で、適切な部位のトレーニングをすることが大切です。

 また、いつから動かし始めるかということもしっかり見極める必要があります。

 過剰な負荷をかけてしまうと再び痛みが出るおそれがありますし、違う場所に筋力がついても再発予防にはなりませんので、専門家のアドバイスを受けることをおすすめします。

 

⑵ 習慣の改善

 腰に負荷がかかる習慣というのは、ご自身では変えることが難しいものです。

 習慣を自覚されていない方もいらっしゃいますし、その場では改善しようと意識しても、どうしても続かないということがあるかと思います。

 そのため、接骨院で相談し、どのようなことで負荷がかかっているのか、どうしたら無理なく変えていけるかということについて、アドバイスを受けることをおすすめします。

 

⑶ 歪みの改善

 お身体の歪みについては、接骨院の施術で改善しようと思われる方が多いかと思いますが、通院先の選び方には注意が必要です。

 歪みを改善するといっても、単に強い力をかければよいというものではありません。

 痛みが出やすい場所に無理な力をかけると、かえって痛みが増し、悪化するおそれがあります。

 歪みの改善を目指す場合には、骨盤矯正や腰痛改善に詳しく、安全性を大切にしている接骨院に相談されることをおすすめします。

4 ぎっくり腰の再発でお悩みの方はご相談ください

 当院では、ぎっくり腰に関するご相談を数多くいただいており、知識や技術に自信があります。

 早期改善だけでなく、再発予防に向けての対応も得意としておりますので、まずはご相談ください。

 丁寧なカウンセリングと検査により原因を分析し、分かりやすいご説明やご提案をさせていただきます。

PageTop